PlayGround Article 資料 BMSとは piffett 2018年9月28日 Created with Sketch. 0 Created with Sketch. 277 そういえば自分が音ゲーマーであったことを思い出し、ふと音ゲーの話をしようと思い立ったわけです。ただ、アーケード機やらスマホ音ゲーうんぬんの話をしても誰の役にも立たないので、ここでは音ゲーのフォーマットであるBMSについて語りたいと思います。 # BMSとは [http://dic.nicovideo.jp/a/bms](http://dic.nicovideo.jp/a/bms) この記事を読めば大体わかります。普通の音楽ファイルと違い、キー音というを別途割り当てることで、ボタンを押したタイミングで音が鳴るようになります。これによって演奏感を高めることができます。タップ音と誤解されそうですが違います。Cytusはタップ音でDeemoがキー音と考えるのがわかりやすいでしょう。 # BMSのすごさ ## 楽曲の供給力がすごい 現在の音ゲーはBMS出身のものも多く、[BOFU](http://dic.nicovideo.jp/a/bofu)と呼ばれる大会での入賞曲が数多く採用されています。ここ5,6年で音ゲー人口は急増しましたが、BOFUからの豊富な楽曲供給はこれを支えていると思います。 ## 簡単にパクれないので、創作物の提供場所として優秀 BMSはある種Konamiの提供する「BeatMania」の二次創作的な位置にあるフォーマットなのですが、二次創作コンテンツとしてはありがちなパクリが容易ではありません。音切りとよばれる、叩いた音に対応する部分を切り出して登録する手間があるので簡単には作れず、既存の曲から音切りをするのはほぼ不可能でバレるからです。それゆえ大会に楽曲提供ができる人数が限られるため、知名度がなくても実力だけで評価される風土があります。逆にデメリットとして、簡単にはクリエイター側に回れないということです。片手間で作れるものではありません。 # で、どう応用するの? どう応用するんですかね。個人単位でなにかゲームを作るときに問題になるのはコンテンツの絶対量の不足だと思っています。それをどのように克服するかといった部分で、「有志が作ったものを気軽にプレイできる」という作戦は有効だと思います。フォーマットを提示して組み込めるようにするとコンテンツがかなり拡充されます。「スーパーマリオメーカー」とか「BeatTube」とか「脱出ゲームメーカー」とかが僕の知ってる範囲です。BMSはコンテンツ制作がゲーム内で完結してない変態感がかなり異質だと思います。 # 要約「API」 こんなこと言うならAPIの説明を書くべきだったなぁと思いつつ、そんな記事は無限にあるのでいろいろ調べてみてください。